黒瀬整復院

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院長ブログ 知って得する話

大変ご無沙汰しております・・・

前回の出筆から大分経ってしまいました。



申し訳ございません。



最近は具体的な治療方法・・・それも単なる理論や方法論ではなく、

『自然、宇宙の根本原理から来る治療法』を研究・研鑽しておりまして、

そちらの方に時間を費やしております。



治療院に於ける実際の治療現場では 即、取り入れて成果を抜群に上げております。



が、しかし・・・



ブログの方をご無沙汰してしまいました。



正直なところ、時間の問題もあるのですが

文章にするのが好きな私でも、とても   「文章にしづらい・・・」

のも、本当のトコロでもあります。



それをなるべく皆さんに分かり易く、ご紹介させて頂くのも

私の役割!!

でもあります。



自覚はしております。



でも、ゴメンねm(__)mです。





で、ですね・・・



せめてもの罪滅ぼしに・・・

凄い本を紹介させて頂きます。



先ほどお話した私の『進化している治療方法』も

勿論、これから紹介させて頂く本に書かれている「スゴいコト」が

根本に ドカッとあります。



二冊あります。



どちらも「サンマーク出版」さんからで、

『大野靖志先生』が書かれています。



1. 『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』
2. 『願いをかなえるお清めCDブック』



です。



先ずは とにかく読んでみてください。



私の治療を受けたコトのある患者さんは

私の普段の話の本当の意味が 更にご理解いただけるコトでしょう・・・


アイシング⇒本当の本物のやり方・・・お教えします\(^o^)/

前述の様に 我々のカラダに備わっている恒常性維持機能(ホメオースターシス)を
最大限に活動させ、活用するために アイシングを行うのですが、

実は
実際には、アイシングの後に直ぐ暖めるのです。
保温ではなく、積極的に暖める。その暖めは “湿度の無い乾熱” ではなく、
“湿度の高い湿熱” による暖めをするのです。

症状によって 具体的にどこに、どのように氷を当てるのか?

そもそも
氷をどのように作るのか? (凍らせ方ではなく、アイス・バックとしての形や大きさ・・という意味合いで・・)

そういった現実的やり方は 省きます。[方法やテクニック的部分は 企業秘密の部分もありますので・・(笑)]

何故?? “アイシング→ホット” を する必要があるのか? のお話です。

カラダの表面を氷で冷やす(氷はなるべく皮膚に密着させます)と、皮膚温度が急速に低下します。
体内環境を常に一定に保っていたい “恒常性維持機能(自律神経)” からすると、
そのまま冷えっぱなしには しておけない。

だから、急いで元の温度に戻そうとする。
そのために血を集めてくる→血流を良くする。 
この 血流が上がることにより回復力も同時に高まるわけです。

ですから、
一般的な解釈による 冷やすことによる鎮痛・消炎効果を狙うだけでなく、
回復力を高めるために冷却するのです。

我々の健康なカラダの一つの基準として、”血流が良い !!” というのが とても大切な要素なんですね。

ところが、
健康な人が たまたまケガをしたような場合なら、あまり気にしなくても大丈夫なんですが
内臓の状態が良くなかったり、お年を召していたり、極度に疲れていたり、
過去に大怪我をしていたり、凄く寒かったり・・等

体調や気候によっては 体表面を冷却した際に “要らない冷え” を誘発してしまう場合も多々あるのです。

それを
即、解消 !→体表面に生じた一時的な冷えの解消を氷を乗せたところに、湿度の高い温熱を掛ける(乗せる)ことにより行います。

ま、
家で自分でやるときには アイシングの後、直ぐにお風呂に入ってしまって
カラダ全体を暖めてしまってもO.Kなんです(笑顔)

“アイシング” をしたことのある方ならば ご承知かもしれませんが、
まず、氷を乗せられた(着けられた)直後は とても冷たい。
そして、暫くすると痛くなります。
更に時間が経つと、痛みは薄れ何だかよく判らなくなってきます。

こうなるまでに 10分から15分位です。

ですから 個体差、症状、部位、季節等を考慮して “冷却時間” を設定し、
“冷却時間” プラス5分位、引き続き暖めます。”湿熱” にて・・・

なので、”アイス→ホット” は 何だかんだで30分くらい掛かるのです。

その間 全く動いてはいけない ! わけではない !! のですが、
同じ姿勢をそれなりに続けていただくコトにはなってしまいますので、
何が何でも行うわけではありません。

また、どうしても “アイシング” が合わない ! という方も、稀にはいらっしゃいます。

その場合には もちろん無理には行いません(冷汗)よ。

やはり、ケース・バイ・ケースですね・・特に “物理療法” に関しては・・・(苦笑)です。


アイシング⇒鎮痛・消炎・・ただ冷やせば・・何となく、マシ・・とか、思ってませんか?

私の・・・黒瀬整復院内での “言葉の使い分け→捉え分け” として、

“冷え” と “冷却”→「風でスウスウして、冷たくなってしまうコト」と「氷でワザと冷やすコト」の違い

”暖めること” と “保温”→「カイロなどで、積極的に暖めてしまうコト」と「タオルや毛布などで温めておくコト」の違い

をお話しています。

“似て非なるモノ・コト”

ざらっと捉えたら同じように思ってしまうけれど・・実は全然ちがう・・・結構沢山ありますよね。

基本的に

●冷却と保温は◎◎◎~氷で冷やすコト(生理的冷却)とタオルや毛布などで保温・温めておくコト

●冷えはXXX~風等冷たい空気でスウスウして冷えてしまうコト

●暖めることは 季節や状況によって・・△▲~カイロや電気アンカ・毛布等で過度に暖めてしまうコト

です。

私のところで行う “アイシング⇒生理的冷却” は 水を凍らせたもの=”氷” で行います。

水は0度で固まりますが、融け始めるとプラス4度で安定します。
ですから、氷で冷やすのは患部をプラス4度で冷やしているわけです。

ヒトの皮膚は0度以下で冷やしてしまうと、凍傷になってしまいます。⇒冷えすぎるうえにお肌を傷めてしまう !

たまに、
「早く水を凍らせて アイシングしょうとして、水に塩を入れてしまう人がいるのですがこれは絶対にしてはいけない !!」 コトなのです。

我々の体には “ホメオスターシス=恒常性維持機能” が備わっています。
この “恒常性⇒体内環境を常に一定に維持する” はよく耳にする “自律神経” という臓器が
我々の顕在的認識とは別ところで、自動的に行っている いわゆる、”自動制御システム” なのです。

そして、自動制御システムである “自律神経” に指令を出しているのが
“潜在意識” であるわけです。

なので、医学的には “自律神経” のことを “生命維持装置” という言い方をすることもあります。

この “自律神経の恒常性意識機能(ホメオスターシス)” を
フル活動・活用させる方法が “アイシング⇒生理的冷却” なのです。


アイシング⇒生理的冷却について・・・整復術のアイシングはただ冷やすだけではあり・・ません!!

一般的に行われている "アイシング" と
私のところで行っている "アイシング⇒生理的冷却" の違いをお話したいと思います。

まず・・・
患者さんからよく
「私は 冷やした方が良いのですか? 暖(温)めた方が良いのですか?」という
質問をお受けします。

この場合のほとんどは、「自分は "冷シップ" が良いのか? "温シップ" がよいのか?」という
質問なんです。

が、
実は "シップ" と言うのは おそらく一般の方が思うほどに、"薬"として効いているわけではなくて
「"面圧" を掛ける⇒"手を当てている状態" をシップを貼ることで代償している ! から、痛みが軽減する !!」 のです。

そして、この "シップ" の代わりに "テープ" を使っても、似たようなことが起こります。
そして、今度は "テープ" 自体に何らかの "素材" 的工夫を加えるることにより、更なる付加価値を与えるという
考え方、やり方も有り チタンテープだったり
あるいは "テープ" でなく 何か金属を貼り付ける。例えば、一円玉とか十円玉とか・・・色んなモノで・・・昔一時期流行ましたよね・・(苦笑)

ま、色々な考え方・やり方が存在するわけですね。
それはそれで面白いのですが、どうしても "素材" でどうにかしようとすると、
人それぞれの個体差による反応がまちまちで・・・過敏(アレルギー)だったり、鈍(無反応)かったり・・・で・・・。

テーピングに関してはこの方法はこの方法で、色々な考え方ややり方が存在していて
奥の深さはありますので、またの機会にお話します(笑顔)

あ、
で、"シップ" ですが "冷シップ・温シップ" は、"冷やす・温める" ではなくて "冷感・温感" なのです。

またまた話が長くなり、分かって頂けないと "屁理屈" に聞こえてしまう? かも しれませんが、
これは大きな違いなんですょ(笑顔)

冷シップと温シップの袋の裏の効能書きを読み比べてみてください。

同じことが書いてあるんです(驚)

では、何が違うのか?と、成分を見てみると ほぼ同じ・・でも、一つだけ "唐辛子チンキ" というのが "温シップ"には入っています。

この "唐辛子チンキ" で、温感を出すわけです。あのカッかカッかした感じ・・をです。

この "唐辛子チンキ" は お肌への刺激が強いので、赤くなったり、かぶれたり、場合によっては痛くなってしまうこともあります。
ですから、基本的にはあまり使わないほうが良いのです。

で要は、
貼ったときに ヒヤッとした方が気持ちよいのか? カッかしたほうが気持ちよいのか? の感じ分け・使い分けなだけなんです。

けれども、
実際にはそういうことではなくて 本当の意味で
冷やしておくのか? あたためておくのか? その選択を間違えてしまうと とんでもないコトになってしまいます。

例によって
話が まだまだなので・・・(苦笑)

次回に続きます・・・(笑顔)

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